2008年5月19日月曜日

Warren Buffett visiting IMD (げん)



明日ウォーレン・バフェットがIMDにやってきます。






バフェットの株主宛の年次報告書がとてもウィットが富んでいて、ユーモラスに自分の成功と失敗や、経済界のニュースを取り扱っています。株主と報告書を使って会話をしているみたいです。時間があったら、ぜひお勧めします。
http://www.berkshirehathaway.com/letters/2007ltr.pdf

世界一のお金持ちですが、ずっと1958年に$31500で購入 した家に住んでいます。↓











ウォルマートの創設者Sam Waltonと同じく、金儲けに興味あるが、使うことに関して淡白のようです。

明日質問タイムがあるかもしれないから、今質問を準備していますが、悩ましい。。。。なぜかと言うと、バフェットの投資方針が僕のLittle Brainには理解できないところがあります(当たり前ですが)。彼がシンプルで更なるオーガニックグロースを期待できるビジネスに投資してきたが、成熟した業界でオーガニックグロースをいつまで維持できるのかというのが私の質問です。ある期間でオーガニックグロースを期待できても、長期で考えると(バフェットが長期投資だし)Acquisition などを通して成長しないと勢いがいつか止まると思います。しかし、バフェット傘下の企業がほぼみんなお互いシナジーなしで独立で運用されていて、Acqusitionに対しても保守的です。それでは、長期的なグロースを期待できないのではないかと思っています。

バフェットの投資方針が”傘”に似ています。Capitalを提供しますが、企業の経営に対して基本的に経営陣に任せています。ある意味で、企業をMarketから守っているように見えます。Marketには様々な投資家がいます。かなりの数が短期リターンを追求するために企業の長期的な価値を犠牲にさせてきました。そこで、バフェットが優良企業の株を全部(少なくとも80%)を買占め、傘下に置き、企業の長期価値を高めるようマネジャーに要求してきました。短期の株の上下に関して、一切文句言いません。マネジャーがこういう環境の中で、安心して企業価値の創造に専念できます。なかなか、凄い理念ですね。バフェット vs. Marketみたいな構図です。

明日何を質問しましょうか。追ってアップデートします!

2008年5月18日日曜日

5/18 残りの2週間(トモ)

あっというまにBuilding Block IIも残り2週間。

19日の週には久しぶりのリーダーシップの授業があり、前回提出したペーパーのフィードバックに加え、内面をえぐるディスカッションを久しぶりにすることにおそらくなるのだと思います。そして26日の週はStartup projectのいままでの総括。起業家と一緒に仕事をする中でどのような具体的な価値を提供し何を学んだかプレゼン。そしてその翌週にはBuilding Block IIのテスト。本当にあっというまです。

グループの仲間ともときどき話すのですが、会社にあるような役職や肩書きなど権限と考えられているものがまったくない中でこれだけ多様な人材が集まって混沌とした中で作業をするのは大変疲れるものです。英語が苦手でそれを言い訳にしてしまいがちな自分だけでなく、英語がNativeの仲間でも自信を無くし悩みそしてなんとかグループとして成果をあげながら何かを学ぶようにがんばっています。そういう意味では人生の中で二度とない貴重な時間を大切に過ごしたいと思います。神様からもう一度1月に戻っていちからすべてをやる機会を与えられたら、そのときは丁寧にお断りさせて頂くかと思いますが。

2008年5月12日月曜日

5/12 無意識の適応(トモ)

4月28日月曜日からはじまった週は5月5日月曜日締め切りのLeadership Paper IIに四苦八苦。5月2日金曜日の夕方からIntegrative Exercise IIが週末をはさんであり月曜日に終了。火曜日にはBuilding Block Iのグループと精神的にかなりくるグループフィードバックを実施。5月8日木曜日から5月11日日曜日までヨーロッパのMBA各校があつまり開催されるMBAオリンピック-MBATに参加。パリまで車で6時間の移動の間は各自ケースを読んだり昼寝で体を休めたり各国の状況について熱い議論をしたりと有効活用。今週はStrategyのGroup Assignmentに加え、いよいよICP(International Consulting Project)も開始。

すべてを完全にこなそうとしたら絶対に時間が足りないのにシドロモドロになりながらもなぜだかみんなこなしています。個人よりもグループで作業をしたほうがときには生産的でありときには非生産的ですが、1月からの作業を通じて知らず知らずのうちに「何か」を習得し、互いに助け合いながらなんとか乗り越えているのかもしれません。

自分としては自信をもって議論に飛び込むことに躊躇し「受け」の姿勢で臨んでいることに未だに悩まされていますが、一番多くの時間を過ごしたグループのメンバーからフィードバックとして、確実に変わってきている、と励まされるコメントももらいました。頭の中では常に思考が流れているのでどのように流れが変わっているのか自分では実感しにくいですが、それでも結果を見るとやはり知らず知らずのうちにぼくたち・わたしたちは環境に適応しているようです。 以下、JP(Jean-Pierre)が授業で何回か引用していた言葉。

"Survival will be neither to the strongest of the species, nor to the most intelligent, but to those most adaptable to change" Charles Darwin