2008年9月11日木曜日

9/11 就活の本格化(トモ)

だんだんと夏の暑さが和らいできました。1月の入学当初の朝8時はまだ夜が明けた直後という感じで薄暗く、帰宅時には真っ暗というまったく"お天気関係なし"の生活でしたが、いまではレマン湖・湖畔の素敵な環境にいることに心から感謝です。それだけにだんだんと日が短くなり気温がさがってくるのを感じると、晴れの日が本当に貴重なものに感じられるのかもしれません。昨日もランチのためにカフェテリアに向かう途中でPeter(Denmark)がベンチで日向ぼっこをしているところに、Erik(Sweden)が「人生楽しんでるね」なんて声をかけていました。今日は雨が降ったり晴れたりの変な天気でしたが、やっぱり晴れるとなんだかうれしい気分になります。

来週から二週間はいよいよ本格的な就職活動期間です。企業の担当者がIMDまで足を運び、書類選考を通過した生徒とキャンパスにてインタビューを行います。今日のランチもその話題でもちきりでした。

だれがこの会社の書類選考を通ったか知っている? とか、あの会社の給与って結構安いの知ってた?とか、その国は給与高いけど税金高いから結局どうなの?とか、モチベーションレター(志望動機みたいなもの)を書いていると本当に自分が何がやりたいのかわからなくなった、とか、今後のライフステージを考えるといまさらコンサルティング会社にはいけないよな、とか。

MBA取得というのは授業料+働かない期間の給料の「投資」であり、その後どれだけ「リターン」を得ることができるのか、というのがここにいるみんなの意見なのではないでしょうか。それだけに人生の大きな分岐点のひとつとして、本当に必死にとりくんでいる人がほとんどです。多い人では40社近くモチベーションレターを出している生徒もおり、呑気に見える生活とは裏腹に先が見えない不安感からくる心理的なプレッシャーは結構あると思います。ただ、卒業後の多くの可能性を求めてIMDにきたとしても、あまりにたくさんの選択肢は悩みを増やすばかりです。

そんなところに11月に予定されている選択科目のひとつであるリーダーシップクラスの選考結果が返ってきました。ちなみに僕の結果は「要・再提出」、期限は来週月曜日まで。来週からは人生の大きな分かれ道のひとつがかかっているインタビューで忙しいのに直前の連絡と短い締め切りに大激怒の人もいました。

あいかわらずやってくれます、IMD。前半6ヶ月の気持ちがよみがえってきました。