2008年10月5日日曜日

10/5 最後のリーダーシップペーパー(トモ)

来週の月曜日は第三回リーダーシップレポートの締め切りです。

リーダーシップレポートというは、IMD MBAの中心コースとなっているリーダーシップクラスの課題で、1年を通じて全3回あり毎回テーマは異なりますが苦しみはだいたい一緒です。

今回で3回目なので自分なりの書き方というのができてきたのですこし記しておきたいとおもいます。

まずは日々の学校での出来事、思考、行動、発言などについて回想していきます。その中で特に思い出すだけでもムカムカしてくる!!!というものや、かなり凹んだ、というような事件をできるだけ詳細に思い出していきます。ここでは気持ち的なボルテージが高ければ高いほど良しとします。だいたいこの作業を終わらせるのに1週間ぐらいかかり、夜の眠りが浅くなります。そして、そのままレポート書くモードに突入すると、痛烈な他人の悪口か、もしくは反省文になってしまうので、2-3日しばらく放置します。

そして気分を入れ替えたところで、もう一度いろいろな自分のかかわった出来事を振り返り、できるだけ他人事として少し離れて客観的に見たときに、一体全体何が起こっているのか、というのを考えます。できるだけ自分にまつわる夜も眠れない出来事を、ああ、あるある、そういうこと、みたいなノリで味気のない客観的な文章として書いていきます。ここでもし事件が足りなかったらダンジョン(グループが勉強している部屋)に戻り、すこしヤンチャな行動をすると、すぐに夜も眠れない記憶が手に入ります。

この思考作業を頭の中で一定期間繰り返していると、ある一定のパターン、大きな法則のようなものが見えてきます。それがもっともらしいか、自分の中で具体的な出来事に照らし合わせて確かめて、よさそうであれば、それをレポートに書き込んでいきます。それをまとめたものがリーダーシップレポートになります。

クラスの中でもリーダーシップレポートになんで点数をつけるのかがよくわからない、点数の基準がわからない、そもそもJack Wood(リーダーシップクラスの先生)が嫌い、などと意見はかなり分かれるのですが、個人的にはこの作業がIMD MBAの醍醐味でありもっとも発見が多い課題だと思います。

と、レポートを前にブログの世界に現実逃避をして気分転換をしながらも、
自己嫌悪な反省文にならないように一生懸命考えたいと思います。
(最近は絵をかかなくなりyoutubeで安易にしめくくっている・・・)